CONSULTING

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interview
設計/鹿討 桂
「リノベーションの自由度が高い!」
「リノベーションの
自由度が高い!」
リノベーションが前提なら、それにあった物件を買うことが大切。
物件がリノベーションの自由度を左右するからです。
物件探しでは、設計担当はどんなアドバイスを? 設計の工夫は?
設計担当の鹿討に話を聞いてみました。
その場でお客さまに『できること・できないこと』をはっきり伝えるそうですね
その場でお客さまに『できること・できないこと』をはっきり伝えるそうですね
はい。不動産担当の近藤がお話しているように、私たちもお客さまと一緒に物件を見てまわります。事前にお客さまにヒアリングし、理想の空間をイメージしながら物件を見るので、その場である程度は『できること・できないこと』をお伝えできます。実はほとんどの方は、現状が頭に焼き付いてしまって、リノベーションしてキレイになった状態をイメージできません。だから私たちが「キッチンをこちらに動かしてリビングを広げましょう」「玄関〜シューズインクローゼット〜キッチンの動線をつくると便利ですよ」なんて語ったり、ラフなスケッチを描いたりすると、お客さまもリノベーション後をイメージしやすくなるんですよね。はじめはリノベーションに前向きじゃなかった方が、内見が終わるとすっかり目が変わって「リノベーションっておもしろいですね!」とおっしゃることもありました。リノベーションの知識がちょっと加わるだけで、物件の見方がずいぶん変わるんです。
そうやって選んだ物件は、やっぱりリノベーションの自由度が高い?
そうやって選んだ物件は、やっぱりリノベーションの自由度が高い?
そうですね。私たちは建築のプロとして、“構造的な裏付け”から物件を評価しています。だから必然的にリノベーションしやすい物件になるし、普通なら見逃してしまうような建物の魅力に気づくことができます。私がいつもお勧めするのは、プランの自由度が高くて、リノベーションしたら絶対にかっこよくなる物件です。設計としても大胆なことにチャレンジしやすくなります。ただお客さまに言われたままのプランじゃなくって、+αの工夫でサプライズを与えたいと思っていますから。「え、こんなプランも考えてくれたの?!」なんて驚かれるとうれしいですね。たとえ採用されなかったとしても(笑)。
『暮らしやすさ』と『デザイン性』にこだわってプランニングしていると聞いています
こだわりというか、最低条件だと思います。まずは暮らしやすさ。お客さまの家族構成やライフスタイルをヒアリングして、その暮らしに寄り添うようなプランを考えます。間取りももちろんですが、小さな工夫も大切にしています。たとえば器をたくさんお持ちなら、ディスプレイスペースを設けたり。猫がいるなら、壁に猫専用ドアを設けたり。とても喜んでいただけます。もうひとつはデザイン性です。ホテルライクやヴィンテージ、ブルックリンなど、お客さまの好みにあわせてさまざまな空間に仕上げます。でもどのデザインも、“上質な素材感” “整然としたシルエット” “美しい納まり”は共通している。デザインそのものが、心地よさにつながっているんです。
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