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東京の住みやすい住宅街、7つのルール。 富裕層に人気のエリアは?

「東京の住みやすい住宅街」には、いくつかの条件があります。その条件をクリアした街は、美しく高級感があり、都心ながらもゆったりとした暮らしを約束してくれる。また地価が安定しているため、物件の資産価値をキープしやすいというメリットも。ときには「高級住宅街」と呼ばれることもある、松濤や広尾、青葉台、南麻布などがその代表格です。今回は、そうした都内屈指の上質な街をご紹介します。

「東京の住みやすい住宅街」の7つのルールとは?

「住みやすい住宅街」というと、どんなイメージがありますか?駅近?スーパーが多い? 価値観は人それぞれですが、都内で住みやすく、富裕層からも人気がある街には、7つの共通点があるようです。

・高台に位置する
・区画の大きな邸宅が点在
・低層マンションが多い
・道路幅が広い
・街路樹が多い
・住宅街としての歴史がある
・街なみが美しい

それらを踏まえると、都内では以下のようなエリアが該当します。

〈港区〉南青山、南麻布、元麻布、西麻布、赤坂、高輪、白金、白金台
〈渋谷区〉広尾、松涛、神宮前、大山町、神山町、猿楽町、元代々木、恵比寿
〈新宿区〉神楽坂、市谷砂土原町、市谷加賀町、若宮町、下落合
〈世田谷区〉成城、深沢、等々力、尾山台、奥沢、代田、瀬田、岡本、上野毛
〈目黒区〉自由が丘、八雲、柿の木坂、碑文谷、青葉台、三田、駒場
〈千代田区〉一番町~六番町、九段南、九段北、紀尾井町、麹町
〈文京区〉本駒込、小石川、関口、目白台、白山
〈品川区〉池田山、島津山、御殿山、東五反田
〈大田区〉田園調布、久が原、山王、南千束、南雪谷
〈杉並区〉浜田山、永福、南荻窪、善福寺
〈豊島区〉駒込、目白

これらの中には、古くは大名屋敷だった由緒ある土地も。治安がよく、眺めがよく、街なみが美しい。政財界のトップが集まり、結果的に人々が憧れる「住宅街」へと変わっていった背景があります。

ここで知っていただきたいのは、「高級住宅街だからよい」「公園やスーパーが多いからよい」「アクセス抜群だからよい」とは限らないこと。実際、高台にある住宅街は景色がいい反面、坂がきつかったり、大きなスーパーがないといったデメリットもあります。しかし本当に住みやすい街には、そうしたデメリットを超越するほどの「価値」があるのです。

東京の住みやすい住宅街はどこにあるの?

「住みやすい住宅街」の明確な定義はありませんが、その街を歩けば誰もが「感じがいいな」「住みたいな」と思ってしまう。そんなが目に見えない魅力がただよっているのが、「住みやすい住宅街」です。とくにわかりやすいのが

港区 南麻布(click!)
港区 元麻布
港区 白金台
渋谷区 広尾
渋谷区 松濤・神山町(click!)
目黒区 青葉台
品川区 池田山
世田谷区 成城
大田区 田園調布

といったエリアです。いずれも都内の高台に位置する閑静な住宅街。緑豊かな公園があり、買い物に便利で、邸宅の合間に上質なマンションが点在し、美しい街なみが広がっています。こうしたエリアは『人が集まる→人気エリアになる→地価が上がる』という流れが生まれ、自ずと高級住宅街になったことわかります。

次では、そんな街について具体的にご紹介します。

〈東京の住みやすい住宅街〉港区 南麻布

「仙台坂」「南部坂」と坂の多い南麻布。それゆえに高台が多く、日当たりも眺めも抜群です。一度でも街を歩いたことがあるならおわかりかと思いますが、ゆったりとした坂の途中に高級低層マンションやヴィンテージマンション 、センスのよい邸宅が立ち並び、都心でもトップクラスの美しさ。フランス大使館・ドイツ大使館をはじめとした大使館が多いため、インターナショナルスクールやインターナショナルスーパーも点在。街を歩けば欧米系の家族とすれ違い、まさに外国のような印象です。

とくに有栖川宮記念公園に面した4丁目と5丁目はNYのアッパーイーストさながらの雰囲気が漂い、その界隈にはおいしいパン屋さんやカフェも。六本木や恵比寿、青山などへのアクセスもよし。街なみの美しさと利便性、すべてが完璧すぎるくらいの住宅街です。

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〈東京の住みやすい住宅街〉渋谷区 松濤

渋谷区 松濤・神山町の高級住宅街

政経界の実力者が多く暮らしており、圧倒的なブランドバリューを誇る松濤。江戸時代には紀伊徳川家の下屋敷があった、由緒あるエリアです。街を歩けば豪邸、豪邸、豪邸、ときどき高級マンション。もはや普通の家を探すのが困難なレベルです。

それぞれの住まいは塀が高く、外からは室内が見えないように配慮された建築となっています。加えてマンションも戸建ても、カーテンが1cmの隙もなくピシッと閉められ、ミステリアスな雰囲気。ご近所付き合いや詮索を避けたい方が暮らしているような印象を受けました。

そんなクールな印象とは一転、街を歩けばほのぼのとした空気が漂っています。たとえば日本庭園風の小さな鍋島松濤公園。池の周りを桜が囲み、春には近隣の方々の目をたのしませてくれます。また松濤エリアには松濤美術館、観世能楽堂、Bunkamuraなど芸術施設があり、買い物は東急百貨店 渋谷・本店が徒歩圏内。さらに奥渋は、昔ながらの商店街とおしゃれな飲食店も。「松濤」という決して大きくはない街に、これだけ格式と文化が詰め込まれた街は、日本のどこを探しても他にないでしょう。

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〈東京の住みやすい住宅街〉世田谷区 成城

世田谷区成城 高級住宅街

都心からは少し離れた国分寺崖線の高台にあり「西の成城、東の田園調布」として、田園調布と比較されることもある成城。高級といっても、松濤や田園調布のように「突如あらわれる、圧倒的な雰囲気」はありません。駅前の親しみやすい空気から、少しずつ高級な空気にグラデーションしていくイメージで、こういった親しみやすい点も、成城の魅力のひとつです。

トップオブ成城と言われる成城6丁目と成城7丁目には、大きな邸宅、趣ある日本家屋、洋館がそれはそれはゆったりと並んでいます。それぞれの宅の塀からあふれる樹々が風に揺れ、道路にさわやかな木陰模様を描くのは、まさに初夏の風物詩。

ちなみに成城エリアの美しさは、住民の方々が〈成城憲章〉を守り続けることで生まれています。「建物は10m以下の高さ」「土地の面積は250平米以上が理想(少なくとも125平米)」「敷地の20%に植栽」などさまざまなルールにより、街の美しさと資産価値が保たれているわけです。

〈東京の住みやすい住宅街〉大田区 田園調布

大田区 田園調布 高級住宅街

はじめて訪れた方は、田園調布駅から西側に出た瞬間、ここが「特別なエリア」だと感じるでしょう。ロータリーから3つの道路が放射状に広がり、視線の先には銀杏並木がゆったり佇んでいます。1918年、東急電鉄創業者の渋沢栄一がパリのエトワール凱旋門をイメージして計画したのが田園調布です。

おだやかな坂を登ると、大きな区画の邸宅が整然と並んでいます。道路と個人の敷地の境界線には生垣が植えられ、道ゆく人の視線をさりげなく遮る。松濤だと、塀に囲まれたプライバシー重視の住宅が目立ちますが、田園調布はまさにその逆。暮らす人々のオープンなマインドを感じさせる邸宅に、好感が持てました。

そんな建築が多いのは、田園調布町会による〈田園調布憲章〉によるもの。「土地の最低面積は165平米以上」「塀ではなく、生垣を推奨」など、街なみを守るためのルールが定められています。このルールに共感し、それなりの広さを購入できる方なら、田園調布という街がぴったりだと思います。渋沢栄一のロマンが築いた街は、100年を経た今でも、その美しさをとどめていました。

〈まとめ〉美しい住宅街は、豊かな暮らしを約束してくれる

豊かな暮らしを約束してくれる、東京の住みやすい住宅街をご紹介しました。もちろん、「住みやすい」と感じる要素は人それぞれ違っています。「通勤に便利な方がいい」「実家に近いエリアがいい」と優先順位も違うはず。まずはネームバリューに惑わされず、ご自身が「暮らしやすそうだな」と思える街を選ぶことが大切です。

ただし、今回ご紹介したようなネームバリューのあるエリアは「資産価値をキープしやすい」点で、メリットがあります。実際に築40年でも資産価値を維持し続けているヴィンテージマンションが多く点在するのも、こうしたエリアです。物件価格が安定しない今だからこそ、確かなエリアの物件を選びたいものですね。

今回ご紹介した街以外にも、東京にはまだまだ「住みやすい住宅街」が点在しています。〈CRAFT ONE〉では、沿線や学区などのご希望により添いつつ、素敵な街の物件をご紹介させていただきます。「まだエリアが決まっていない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

東京の住みやすい住宅街、7つのルール。 富裕層に人気のエリアは?

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