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西向きマンションは暮らしやすい?デメリットを解決する3つの方法とは

西向きマンションは後悔する人が多い?ならではのデメリットを解決する3つのリノベーションとあわせて解説!

南向きのマンションにはないならではの魅力がある西向きマンション。ただし、メリットだけでなくデメリットについてもしっかりと把握しておかなくてはいけません。西向きマンションならではのデメリットと、そのデメリットを解消するリノベーションについて紹介していきます。

西向きマンションの4つのおすすめポイント

西向きマンションの主なおすすめポイントとしては、

  • 日当たりが良い
  • 南向きの物件に比べてリーズナブル
  • 冬は暖かく過ごしやすい
  • 夕景が美しい

の、4点があげられます。

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

1. 日当たりが良い

西向きマンションは、正午過ぎの時間帯から部屋に太陽光がよく入ってくるようになります。この状態は夕方の日が沈む時間帯まで続くため、遅い時間から活動を始める方は生活しやすくなります。

2. 南向きの物件に比べてリーズナブル

マンションを購入する際の出費をなるべく安く抑えたいと考えている方にとって嬉しいポイントとなるのが、南向きのマンションに比べてリーズナブルな物件が多い点です。

マンションの価格はさまざまな条件によって異なるため一概に言い切ることはできませんが、100~300万円ほど安く購入できる傾向にあります。

3. 冬は暖かく過ごしやすい

午後から夕方まで日差しが差し込み続ける西向きのマンションは、太陽光によって部屋の温度が上がり、暖かい状態が続くため、寒さの厳しい冬の時期でも快適に過ごすことができます。洗濯物が乾きやすいなどのメリットも。

太陽が沈んだ後も比較的暖かい状態が継続するため、冬の間は暖房代を節約できます。

4.夕景が美しい

夕景が美しい
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT#00338

美しい夕景を楽しめる点も西向きのマンションならではのおすすめポイントの一つです。

西向きに窓やベランダが備わっていることが前提になりますが、そういったロケーションが備わっている物件であれば、美しい夕景を眺めながらゆっくり贅沢な時間を過ごすことができます。横浜エリアなら、西側に富士山が広がります。朝の澄み渡った空気に凛とした富士山の姿を認めることができるでしょう。

西向きマンションを選んだ人が後悔している4つのポイント

おすすめのポイントが多い西向きマンションですが、注意点もあります。

西向きマンションを選んだ人が後悔している主なポイントとしては、

  • 夏場は室内が暑くなりやすい
  • 午前中は部屋に日差しが入りにくい
  • 西日が強くまぶしい
  • 住宅設備や家具が日焼けしやすい

の、4点です。それぞれ詳しく解説していきます。

1. 夏は室内が暑くなりやすい

先述したとおり、西向きマンションは昼過ぎから夕方まで室内にたっぷり日の光が入るタイプの物件です。日当たりの良さは、冬の季節であればメリットになりますが、夏場は逆にデメリットになってしまうため注意しなくてはいけません。

正午から14時にかけての時間帯は最も日差しがキツくなる時間帯ですが、夏場におけるこの時間帯の西向きマンションの室内の温度はかなりの高さになります。

室内の暑さはエアコンでカバーできますが、光熱費が高くなってしまうことも。西向きのマンションを購入する際はその点についても注意が必要です。

2. 午前中は部屋に日差しが入りにくい

西向きマンションで室内に日差しが入り始めるのは正午以降です。正午以降は日が沈むまで室内に日が入り続けますが、午前中は日差しが入りにくく、部屋が暗くなってしまいがちです。

この西向きマンションならではのポイントは、「朝日でスッキリと目覚めたい」と考えている方や「朝から部屋が暗いと気が滅入る」という方にとっては大きなデメリットになる可能性があります。

3. 西日が強くまぶしい

日差しが強くまぶしい点も、西向きのマンションならではのデメリットの一つです。太陽の日差しは正午から14時にかけてピークになるため、その時間帯に西日が入り続ける西向きのマンションはどうしてもまぶしく感じられてしまいます。

部屋の中が明るく感じられることは良いことですが、物件や時間帯によっては目を開けられなくなるほどまぶしくなってしまうこともあるため、対策が必須になります。

4. 住宅設備や家具が日焼けしやすい

強い日差しが部屋に差し込む西向きのマンションには、「住宅設備や家具が日焼けしやすい」というデメリットもあります。

窓際に家具を置いていると、日焼けして色味が変わってしまうため注意しなくてはいけません。ウッド調の家具だと木の色味が変わって印象が変化してしまう可能性がありますし、白ベースの家具だと日焼けによって黄色く変色してしまう可能性があります。

また、日焼けによるフローリングの色あせにも注意が必要です。

西向きマンションのデメリットを解消する3種類のリノベーション

ならではの注意点も多い西向きマンションですが、西向きマンションならではのデメリットの大半はリノベーションで解消できます。

西向きマンションのデメリットを解消する代表的なリノベーションとしては、

  • 二重窓(インナーサッシ)にする
  • 天井の断熱材を充填し直す
  • 間取りを変更する

の、3つがあげられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 二重窓(インナーサッシ)にする

西向きマンションにおける夏の暑さ対策には、二重窓(インナーサッシ)がおすすめです。元々設置されている窓の内側にもう一つ窓を設置して二重にすることで、窓と窓の間に空気の層が生まれ、断熱効果を発揮してくれるようになります。

インナーサッシを設置すると窓から入ってくる熱を大幅に抑制できるようになるため、夏場でも快適に過ごすことができます。また、窓から熱が入ってきにくくなると室温も上昇しにくくなるので、光熱費の節約につながるリノベーションとしてもうってつけです。

2. 天井の断熱材を充填し直す

天井の断熱材を充填し直す
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT#00433

最上階の物件におすすめなのが、天井の断熱材を充填し直すリノベーションです。マンションの最上階の部屋は天井に直接日光があたってしまうため、室内も暑くなりやすい傾向にあります。

その最上階ならではのデメリットを解消してくれるのが断熱材の充填です。

古くなってしまった天井の断熱材を充填し直すことで断熱効果が向上し、室内の気温の上昇を抑えられるようになります。天井への断熱材の充填によるリノベーションも、光熱費の削減につながるコスパの高い対策の一つです。

3. 間取り変更する

西日がきつい場所にリビングや寝室などの居室がある物件の場合、間取りを変更するという方法でも対策可能です。西日の当たる場所を間取りの変更によって納戸やバスルームに変更し、西日を気にせずに過ごせるようにすることで、日差しの問題を解決していきます。

納戸やバスルームであれば大きな窓を設ける必要がないため、日差しの強さも気にならなくなります。

西向きマンションは風水的によくない?

西向きのマンションを購入するにあたって風水を気にかけている方もいるかと思いますが、西向きのマンションだからと言って風水的によくないということはありません。

ただ、鬼門にあたる北東や裏鬼門にあたる南西に「玄関」「キッチン」「トイレ」がある物件は風水的によくないとされているので、物件を購入する際は間取りをよく確認するようにしましょう。

〈まとめ〉ライティング完了後に設定します

西向きのマンションは、デメリットが多い印象が強く、敬遠されてしまいがちです。ただ、南向きのマンションにはない西向きマンションならではのメリットも多く、決して「おすすめできない物件」というわけではありません。

南向きの物件に比べて100~300万円ほど安く購入できるリーズナブルな物件ですし、南向きのマンションのように競争率も高くありません。リノベーションによってならではのデメリットを解消することができれば優良物件にもなる可能性も秘めているので、リノベーションを前提に西向きマンションの購入を検討してもよいでしょう。

西向きマンションのデメリットを解消するリノベーションは、リノベーションの実績が豊富な〈CRAFT ONE〉にご相談ください。

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