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東向きのマンションに住んでよかった!購入が向いている人・向かない人は?

メリットとデメリットから見えてくる東向きのマンションの購入が向いている人と向かない人向いている?

西向きや北向きのマンションに比べて、人気が高い東向きマンション。ただ、南向きのマンションと比べたときに「購入するべきかどうか」で迷っているという方も多いのではないでしょうか?

東向きのマンションならではのメリット・デメリットに触れながら、購入が向いている方と向かない方について紹介していきます。

東向きマンションのメリット

東向きマンションのメリット

東向きマンションの主なメリットとしては、

  • 南向きよりも夏場は涼しい
  • 冬の午前中は日差しが入って暖かい
  • 南向きよりも価格が抑えられている場合がある

などがあげられます。

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

1.夏場の日中も比較的過ごしやすい

東向きのマンションには、午後になると日差しが落ち着くという特徴もあります。部屋に差し込む日差しが落ち着くと部屋の温度も上昇しづらくなるため、気温が高くなりやすい夏場の日中であっても、南向きや西向きに比べれば過ごしやすい状態が続きます。

2.冬の午前中は日差しが入って暖かい

意外とご存知ない方も多いのですが、冬の東向きの朝はとても快適です。朝の日差しがたっぷりと注ぐため、部屋の中がぽかぽかとしています。「今日はあったかいな」と思って外出したら、実は外は寒かった…ということも。それくらい室内温度があたたかくなっているということです。

3.南向きの物件に比べると価格が抑えられているケースがある

東向きのマンションは、一番人気の高い南向きの物件に比べると、若干ではありますが価格が安く設定されている傾向にあります。

マンションの価格はさまざまな条件によって決まるため言い切ることはできませんが、東向きのマンションは南向きのマンションよりも3〜5%ほど安く購入できるケースが多いので、物件の購入費を抑えたい方にとって魅力的です。

東向きマンションのデメリット

東向きマンションのデメリット

ならではのメリットが多い東向きのマンションですが、特有のデメリットもあるため注意が必要です。

東向きマンションの主なデメリットとしては、

  • 午後になると日が入りにくくなる
  • 冬の時期は寒くなりやすい
  • 朝日がまぶしい
  • 夏場の午前中は暑い

などがあげられます。

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

1.午後になると日が入りにくくなり暗くなりやすい

東向きのマンションは、朝から昼にかけての間は部屋にしっかりと日が入りますが、午後から日が入りにくくなってしまいます。そのため、マンションや部屋の位置によっては部屋が暗くなりがちです。

部屋の明るさは立地や窓の大きさ、窓の位置など条件によって異なりますが、暗いと感じる場合は照明をうまく活用してカバーするようにしましょう。

2.冬は寒くなりやすく電気代が高騰しやすい

午後になると日差しが入りにくくなる東向きのマンションには、冬の時期になると部屋が寒くなりやすいというデメリットもあります。最も気温が高くなる午後の時間帯に日が入りにくいという特徴があるため、どうしても部屋が冷えてしまいやすくなっているわけです。

冬場の寒さは暖房でカバーできますが、暖房は冷房よりも電気の使用量が多いため、暖房で寒さをカバーするのであれば電気代の高騰に注意しなくてはいけません。省エネ性能の高いエアコンなど、消費電力の少ない暖房器具を上手に活用するようにしましょう。

3.朝日がまぶしい

朝から部屋に日が入ってくる点は東向きマンションならではのメリットでもあり、デメリットでもあります。「朝は太陽の光ですっきり目覚めたい」と考えている方にとっては最高の物件ですが、夜型の生活を送っている方や朝早く起きる必要がない方にとって朝日のまぶしさはデメリットになりかねません。ご自身や家族の生活スタイルにあわせて購入を検討する必要があります。

4.夏は午前中が暑い

東向きのマンションは午後以降になると日が入りにくくなるため、一年で一番気温が高くなる夏場の午後は比較的過ごしやすいと紹介してきました。その反面、午前中はしっかりと日が入ってくるので、夏の午前中は部屋が暑くなる傾向にあります。

一日中暑さが続くわけではありませんが、朝から午前中にかけて部屋の気温が最も高くなる点は東向きマンションならではのデメリットです。

東向きマンションはカビがする?

紹介してきたとおり、東向きのマンションには「午後になると日が入りにくくなる」というデメリットがあります。そのため、「東向きのマンションはカビが生えやすい」と思われてしまがちですが、東向きのマンションだからカビが生える・生えやすくなるということはありません。

カビが発生する主な原因としては、

  • 栄養
  • 水分
  • 湿度
  • 酸素

の、4つがあげられます。

これらが揃うとカビが発生してしまうわけですが、これらはどの住宅でも揃う可能性のある条件です。東向きのマンションはもちろん、日当たりが良いとされている南向きのマンションでもこの4つが揃う可能性は大いにあります。

ただ、「これらの条件が揃わなければカビが発生することはない」という捉え方もできるので、カビの発生を防ぎたいのであれば、定期的に掃除をおこなってカビの栄養を排除し、適度な換気によって部屋の空気を循環させてあげるようにしましょう。

東向きマンションの資産価値は?

東向きのマンションの購入を検討する上で気になるのが「資産価値」について。将来的に賃貸物件として貸し出したり売却する可能性もゼロではないため、マンションを購入するときは資産価値にも注目しながら選ぶようにしなくてはいけません。

先述したとおり、東向きのマンションは最も人気の高い南向きの物件に比べると3〜5%ほど価格が安くなる傾向にありますが、西向きや北向きのマンションよりも人気が高く、資産価値も高めです。マンションの資産価値はマンションの向きだけで決まるわけではないため一概に言い切ることはできませんが、資産価値という観点から見ても東向きのマンションは魅力的だと言えます。

東向きマンションの購入に向いている人

東向きマンションの購入で悩んでいる方は、自分が東向きマンションの購入に向いているかどうかを参考にするのがおすすめです。

東向きマンションの購入に向いている人の主な特徴としては、

  • 朝早く起きてアクティブに活動する人
  • 暑さよりも寒さに強い人
  • コスパの良い物件を購入したい人

などがあげられます。

東向きの物件は朝からたっぷりと日が入るので、「平日はもちろん、休日でも朝早く起きてアクティブに過ごしたい!」という方向きです。逆に「休日はいつもよりゆっくり寝ていたい」という方には向きません。

最も太陽が高くなる午後は日が入りにくいという特徴があり、冬場は寒くなりやすい物件なので、どちらかと言えば暑さよりも寒さに強い人向きの物件だと言えるでしょう。

また、南向きの物件に比べて安く購入できる物件でありながら西向きや北向きのマンションより資産価値が高いという特徴があるので、コスパの良い物件を探している方にもおすすめです。

〈まとめ〉東向きマンションはコスパの高い魅力的な物件

東向きマンションは、冬も朝から暖かいため気持ちよく一日を始めることができますし、夏は午後から涼しく快適に過ごせるようになるため魅力的です。

とくにタワーマンションはより日差しを感じやすいため、日差しの強い南や西向きのタワーマンションを購入するよりも、午後は日差しの強さがやわらぐ東向きのタワーマンションの方がおすすめだと言えます。

南向きの物件に比べると3〜5%ほど安く購入できるという金銭面でのメリットもあるので、「東向きマンションの購入に向いている人」に該当する方は、東向きマンションの購入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

「マンションの購入とあわせてリノベーションも検討している」という方は、物件探しとリノベーションをまとめて依頼できる〈CRAFT ONE〉に、ぜひご相談ください。

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