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ワイドスパンマンションの3つの魅力! 中古のほうが見つかりやすい?

リノベーション事例から見えてくるワイドスパン型マンションの3つの魅力

マンションは「田の字型」の間取りを多く見かけますが、やはり人気はワイドスパンマンションです。間口が広く、窓も大きくゆったりと過ごすことができるなど、さまざまなメリットがありますね。 今回は、ワイドスパン型マンションの特徴や魅力について紹介していきます。

ワイドスパンマンションとは?

ワイドスパンは、「幅広い」という意味。敷地にゆとりのある高級マンションに多く見られる間取りの一つです。

ワイドスパン型には、バルコニー側の間口が広いという特徴があります。一般的な田の字型マンションだとバルコニー側の間口は6m前後で設けられていますが、ワイドスパン型のマンションでは7〜8mほどとかなり広めにとられています。

ワイドスパンマンションのメリット・デメリット

リノベーション事例から見えてくるワイドスパン型マンションの3つの魅力

ワイドスパンマンションには、他の部屋にはない、ワイドスパンマンションならではのメリットとデメリットがあります。ワイドスパンマンションの購入を検討しているのであれば、そのメリットとデメリットをしっかりと把握し、比較した上で購入を決めましょう。

ここからは、ワイドスパン型のマンションのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

ワイドスパンマンションのメリット

ワイドスパンマンションの主なメリットとしては、

  • 採光性に優れている
  • ゆったりと過ごせる
  • バルコニーが広い
  • プライバシー性を保ちやすい

などがあげられます。

ワイドスパンマンションは、バルコニー側の間口が広くとられている分、窓が大きい傾向にあります。大きな窓が配置されていることで、陽の光がしっかりと射し込み、部屋全体が明るくなる点は、ワイドスパン型のマンションの大きなメリットの一つだと言えるでしょう。

先述したとおり、ワイドスパンマンションは一般的な部屋に比べてバルコニーの幅が1〜2mほど広くなるので、バルコニーをより広々と使えるようになるというメリットもあります。

またプライバシーに配慮した間取りにできる点もワイドスパン型のメリットの一つです。玄関を入って右は寝室、左はLDK…のようにPP分離の間取りを実現しやすいのです。こうした間取りなら、ゲストが来ても他の家族は個室でゆっくり休めますね。

ワイドスパンマンションのデメリット

魅力的なメリットが多いワイドスパンマンションですが、デメリットがないわけではありません。

ワイドスパンマンションの主なデメリットとしては、

  • 分譲価格が高くなりやすい
  • 外気の影響を受けやすい

などがあげられます。

ワイドスパン型の間取りを採用しているマンションは、ひと階層あたりの住戸数が少なくなるため、一部屋あたりの販売価格も高くなる傾向にあります。住戸数が少なくなると、物件の価格だけでなく共益費や管理費の負担も増えるので、購入する際は注意しなくてはいけません。ただし中古の場合は周辺の物件価格や立地、広さで価格が決まるので「ワイドスパンだから高く値付けしよう..」ということにはなりにくいです。そういう意味では、中古のワイドスパンマンションは新築よりもお得かもしれませんね。

また窓の面積が増えると、夏場は部屋の中が暑くなりやすく、冬場は寒くなりやすいという問題が生じます。そのため、ペアガラスや二重サッシなど、窓まわりに断熱性能の高い設備が導入されているかどうかについてしっかりとチェックしておかなくてはいけません。

ワイドスパンマンションに向いている方・向いていない方

先ほど紹介したメリットとデメリットをふまえると、ワイドスパンマンションに向いている人の主な特徴としては、

  • 明るく開放的な部屋で暮らしたい方
  • 家族との時間を大切にしたい方
  • バルコニーを有効活用したい方

などがあげられます。

ワイドスパンマンションはバルコニー側に大きな窓が設けられていることが多く、部屋に光が入ってきやすいので、住まいの明るさや開放感をを重要視する方にうってつけです。

また、広く設けられたリビングを中心とした間取りになっているので、リビングで過ごす家族との時間を大切にしたい方向けのマンションとも言えます。

田の字型やセンターイン型のマンションに比べてバルコニーが広くとられているので、家庭菜園やちょっとしたリラックススペースなど、バルコニーを有効活用したい方向きでもあります。

一方、

  • 物件の購入費用を少しでも抑えたい人
  • ランニングコストを少しでも抑えたい人

などに該当する方は、ワイドスパンマンションの購入にはあまり向いていないと言えるでしょう。

デメリットでも紹介したとおり、ワイドスパンマンションはその他の物件に比べると価格が高く設定されている傾向にあるので、物件の購入費を抑えたい方には不向きです。共益費や管理費、光熱費などについても高くつくので、毎月のランニングコストを抑えたい方にも向いていません。

マンションを購入する上で何よりも費用を重視する方や毎月の出費を少しでも抑えたい方は、ワイドスパン型以外のマンションを探すようにしましょう。

ワイドスパンマンションはリノベーションの自由度が高い!

ここからは、ワイドスパンマンションのリノベーション事例をいくつか紹介していきたいと思います。

ワイドスパンマンションのリノベーション事例1

リノベーション事例から見えてくるワイドスパン型マンションの3つの魅力
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT#20039

こちらは、築15年、91㎡のワイドスパンマンションをリノベーションした事例です。ご主人さまが仕事をリタイヤするタイミングで、セカンドライフを想定した部屋にデザインリノベーションしました。

もともと廊下を中心に細かく区切られていましたが、廊下やリビングダイニングの側にあった洋室をなくし、LDKを中心とした開放的な間取りに変更しています。

  • LDK〜寝室〜WTC(ウォークスルークローゼット)〜バスルーム
  • 玄関ホール〜パントリー〜キッチン

という2つの導線もこの物件の特徴の一つで、ゆとりある住宅内を大きく回遊する導線がスムーズな暮らしを演出しています。

ワイドスパンマンションのリノベーション事例2

リノベーション事例から見えてくるワイドスパン型マンションの3つの魅力
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT#19176

こちらは、東京都にある87㎡のワイドスパンマンションをリノベーションした事例です。眺望を活かしつつ、ご夫婦と愛犬がリラックスできる空間にリノベーションしています。

ワイドスパン型のマンションではLDKが部屋の中心になるので、もともとあった不要な個室をなくし、25畳のLDKを設けました。それに伴って奥まった場所にあったキッチンも窓際に大きく移動したことで、外の風景に癒やされながら料理を楽しめるようになったと言います。

ワイドスパンマンションのリノベーション事例3

リノベーション事例から見えてくるワイドスパン型マンションの3つの魅力
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT#18534

こちらは、ご夫婦と3人のお子さまが住む126㎡のワイドスパンマンションのリノベーション事例です。

元々お住まいだったマンション内で、中庭に面した広い部屋に住み替え。より中庭の景色を楽しめる空間にデザインリノベーションしました。

既存はリビングとダイニング、キッチンが細かく分かれ、リビングの側には洋室が設けられていましたが、洋室と間仕切り壁を撤去。ワイドスパンならではの間取りを活かし、家族5人が揃っても窮屈さを感じない、広くて開放感のLDKにしました。

LDKは中庭側の窓に面して配置し、いつでも緑を楽しめるように。

〈まとめ〉ワイドスパンマンションなら中古がおすすめ!

もし同じ条件のワイドスパンと普通の間口の広さのマンションがあるなら、ワイドスパンマンションを購入した方が満足度は高いでしょう。

ただし最近は、ワイドスパンマンションをあまり見かけなくなってきました。分譲価格を抑えるために、世帯数を多く取りやすい田の字型が採用されるケースが増えているからです。ワイドスパン型マンションを買うなら、過去に建てられた上質なマンションに目を向けてみましょう。築20年以前のマンションのなかには、贅沢なゆとりを持つマンションが少なくありません。

リノベーションを前提にワイドスパンマンションをお探しの方は、ぜひ〈CRAFT ONE〉にお声がけください。

ワイドスパンマンションの3つの魅力! 中古のほうが見つかりやすい?

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