CASE #444小川のほとりのマンションで
知識も経験も豊富な不動産担当を見て「物件探しもこの方に!」
「新築マンションはデザインも間取りも決まっていて、つまらないと思った」というKさんご夫婦。中古マンションを買ってリノベーションし、オリジナルの空間をつくりたい。そんな気持ちからリノベーションを選択しました。
はじめは不動産屋さんで物件探し。しかし物件を見ていても、リビングを広くしたり、キッチンを動かしたりと、思っているようなリノベーションができるかどうかがわからない。「それなら初めからリノベーション会社にお願いしよう」と、クラフトに声をかけることに。Kさんがひかれたのは、クラフトのデザイン性と、不動産担当社の人柄だと言います。経験と知識が豊富で、いつも先回りでアドバイスする様子に「物件探しもこの方に!」と思ったとか。
10件ほど内見したなかでお二人が選んだのは、川のほとりにたたずむマンション。窓を開けると川の音が心地よく響き、都心とは思えないすがすがしさ。実は一度、気に入った物件を迷っているうちに他の人に買われてしまう、ということがありました。その教訓を活かして、今度は早めに申し込み。「初めての物件購入でどうしたらいいかわからない私たちをどんどん引っ張ってもらえて。とにかく心強かったですね」(奥さま)
ちょっと予算オーバー。寝室は既存を活かしてコストダウン
晴れて物件が決まり、いよいよリノベーションがスタートしました。広いリビングをご希望なことから、和室をとりこんでLDKを拡大。ポイントは玄関〜クローク〜キッチンの動線です。買物した食材を最短距離でキッチンに運んだり、逆にキッチンからそのままコートを着て外出したり。共働きで忙しい奥さまの家事効率に配慮しています。インテリアは、お二人のお好きなインダストリアルな雰囲気に。キッチンの腰壁やTVボードは、モルタルのムラが出るように仕上げました。天井はコンクリート躯体をあらわしにし、躯体そのものの経年変化をダイレクトに感じさせています。実は想定していたよりも物件価格が上がってしまったため、寝室はクロス交換のみにするなどして費用を抑え、コストバランスを図っています。こうして調整できるのも、ワンストップの魅力です。
春には桜の景色を思う存分たのしめるよう、窓際にベンチを造作。使ったのは、赤みがかった白がやさしい樺桜(カバザクラ)です。