
CASE #338老後はやさしい街で
暮らしやすい街に、眺めのよいマンションを購入

ご主人さまのリタイアをきっかけに、「終の住処」としてのマンション探しをスタートしました。「私たちは食いしん坊なので、年をとって食事づくりが億劫になっても、豊かな食生活を維持し続けやすい場所に住みたいとの思いがありました。だから、行きつけの食事処を見つけたり、美味しいお惣菜が手に入りやすい便利なエリアが良かったんです」と奥さま。「当時僕は60歳。これから家で過ごす時間が増えると思ったので、リビングルームからの眺めにこだわりました」
10件ほど内見し、購入したのがこちらの中層マンションの上層階。エレベーターが止まっても、歩いて昇り降りできる高さです。「新築ではこんなにいい場所で見つからなかったはず。ちょうど大規模修繕工事が始まる時期と同じタイミングでリノベーションをしたので、建物自体もきれいになり、とても快適に新生活のスタートを切ることができました」(奥さま)
仲間がいつでも集まってくる、パブリックなLDK

交友関係が広く、ワイン好きのご夫妻。リノベーションのご希望は、人が集まる家”でした。とはいえ限りあるスペースと予算の中で、プライバシーも大事にしたい。そこでパブリックスペースとプライベートスペースを分けて考えることにしたそうです。
パブリックスペースのLDKは、「夫とこれまで集めてきたお気に入りの家具を生かす空間にしたかったんです」(奥さま)。
「この立地だから、後輩たちが仕事帰りにも気軽に寄ってくれます」(ご主人さま)。ダイヤモンド富士や多摩川の両岸の花火が見える日には、友人を呼ぶそうです。都心とは思えないほどおだやかな空間を手に入れることができました。
「物件探しもリノベーションも、贅沢を言ったらきりがないので、優先順位をつけることが大切なのではないでしょうか」(奥さま)