
CASE #427一人暮らしとオーセンティックバー
会社の近く・75㎡くらい・角部屋

1人暮らしのAさんは、家に帰るとギターをひいたり、映画を観ながらお酒を飲んだり。週末には仲間を招いて、得意の料理とお酒をふるまうこともあるほどです。
そんなAさんが、いよいよマンション購入を計画。新築マンションの合板フローリングやクロスが好きになれず、初めから中古マンションを買ってリノベーションすることに決めていました。
条件は会社の近く・75㎡くらい・角部屋の3つ。物件探しとほとんど同時にリノベーション会社を探しはじめたAさんは、クラフトにも声をかけます。営業や不動産の担当者と話してみて「クラフトさんなら、思ったようにリノベーションしてくれると確信した」(Aさん)。それから不動産担と一緒に候補の物件を内見しました。まずは部屋からの眺めを確認し、それから担当者が床を足で踏んだり、壁を叩いたりして『キッチンはこのあたりまで動かせます』『この壁は抜けますよ』とアドバイス。そうして見つかったのが、Aさんの3つの条件を兼ね備えたパーフェクトなマンションです。
古材のカウンターと壁で、バーのような趣がでるように

実はAさん、学生時代はバーでアルバイトをしていたことも。今でも友人たちに、オリジナルのカクテルをふるまうこともあるそうです。そこで、キッチンにはバーカウンターを設けることにしました。キズや変色のある古材のカウンターは、行きつけのバーのよう。
また玄関〜リビングにかけては、古材のチークを貼って味わいをプラス。そしてデザインはブルックリンなスタイルをご希望。はじめは『壁にアンティーク煉瓦を』と考えていたけれど、デザイナーに古材をすすめられて大きく心が動いたそうです。
LDKと寝室の間に設けた室内窓もポイントです。実はこの家で一番眺めがよい場所は、玄関のとなりの寝室。そこでリビングから美しい夜景を眺められるように、室内窓をご提案しました。夜はリビングのソファに座ったまま夜景が見えるし、昼は両側から自然光が注ぎ、室内窓を開けると南北に風が通り抜けます。あまりの心地よさに、休日は家で過ごす時間がもっと多くなりました。