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中古戸建てリノベーションのよくある後悔・失敗5つと対策!事例もご紹介

中古戸建てリノベーションのよくある後悔・失敗5つと対策!事例もご紹介

近年、中古戸建てリノベーションの人気が高まっています。しかし中古住宅は一軒一軒コンディションが異なるため、事前に見極めておかないと、後悔につながってしまうことも。この記事では、中古戸建てリノベーションのよくある後悔・失敗事例や、後悔しないための対策、成功事例をご紹介します。

中古戸建てリノベーションの魅力

中古戸建てリノベーションのよくある後悔・失敗5つと対策!事例もご紹介

中古戸建てのリノベーションは、新築戸建てよりも費用は抑えつつ、自分好みのデザインや間取りにしっかりとこだわって、理想の住宅を実現できることが大きな魅力です。

中古物件であれば実際に「物件の状態」を確認できるため、家事動線や収納スペースの容量などを目で見た上でリノベーション後の生活を具体的に思い描くことができます。

上記のようなメリットから、現在住んでいる自宅や、新たに中古戸建てを買ってリノベーションをする方が増えています。間取りやレイアウト、内装を一新することで、新築以上のオリジナリティの高い住まいに生まれ変わります。

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中古戸建てリノベーションのよくある後悔・失敗5つ

中古戸建てリノベーションのよくある後悔・失敗5つと対策!事例もご紹介

中古戸建てリノベーションは、「中古物件の状態」を把握しておかないと、思わぬ失敗につながってしまうことがあります。

ここからは、中古戸建てリノベーションのよくある後悔・失敗をご紹介します。

〈1〉配管や下地の劣化が酷かった

戸建て住宅には給水管と排水管がありますが、中古戸建ての場合、これらが劣化してボロボロだったというケースも少なくありません。給排水管や電気設備が劣化していると、水漏れやつまり、漏水や漏電の原因になります。

新しい壁紙・床材になっていると気づきにくく、見落としてしまいやすい部分であるため注意が必要です。

給排水管や電気設備の他にも、屋根や外壁、床下など見えない部分でも経年劣化が起こっています。築20〜30年など築年数の古い物件はその分、劣化が進んでいる可能性があるため、配管や下地など見えない部分もしっかりチェックしましょう。

〈2〉耐震性・断熱性が低かった

安心して暮らせる住宅にするためには、耐震性・断熱性が重要です。中古戸建ての中には、基本性能が低い物件もあり、必要に応じた補強や対策が求められます。

例えば、旧耐震基準で建てられた1981年6月1日以前の中古戸建ての場合は耐震性に注意が必要です。建築のプロがお住まいの状態を見てみないと判断できませんが、場合によっては補強するのに別途費用がかかることもあります。

快適な暮らしの上では、断熱性も重要です。築年数の古い中古戸建てリノベーションの場合、住み始めてから夏の暑さや冬の寒さが気になるケースが多くあります。

現在では断熱性能の高い住宅が増えているものの、住宅の断熱性能の基準が改正される前の1999年以前に作られた古い住宅の中には壁や床下に断熱材が使われていないケースもあります。

耐震性や断熱性は見た目での判断が難しい部分であるため、専門家に相談することが大切です。〈CRAFT ONE〉では無料でホームインスペクション(住宅診断)を行っています。

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〈3〉地盤の弱い土地だった

現在では建築基準法によって地盤調査が義務付けられているものの、2000年以前は義務ではありませんでした。そのため、2000年以前に建築された住宅の中には、地盤の弱い土地に建っている物件もあります。

家地盤が弱いと、地震の揺れで大きなダメージを受けて傾きや歪みが発生したり、家の重さに耐えきれず不同沈下(建物が地中に沈んで傾くこと)が起きてしまう可能性があります。

万が一、不同沈下が起きると、建物価格と同等の修復費用がかかるケースもあります。

〈4〉物件の周辺環境がよくなかった

「周辺環境が思っていたほどよくなかった」という後悔も、よくある失敗の一つです。「昼は賑やかだったが、夜は人通りがまばらで街灯も少なく寂しい」「昼間は静かな場所だと思っていたものの、夜は周辺店舗に訪れる人で深夜近くまでガヤガヤしている」など、昼と夜とでは雰囲気がかなり異なる場合もあるため、中古戸建てを購入する前には、時間帯も変えて入念にリサーチしましょう。

〈5〉大規模リノベーションが難しい構造だった

住宅の構造によっては、自由な間取り変更が難しいケースもあります。

構造工法・種類
木造・木造軸組工法(在来工法、最も多い一般的な木造住宅)
・2×4(ツーバイフォー)工法
・プレハブ工法
鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄筋コンクリート(RC)造(ラーメン構造・ブレース構造)
鉄骨造(S造)・軽量鉄骨
・重量鉄骨

住宅の構造には、主に上記のような種類があります。

木造のプレハブ工法や、2×4(ツーバイフォー)工法は壁で建物を支える構造のため制限が多く、間取り変更が難しいと言われることの多い物件です。しかし建物の構造や工法をしっかり理解すれば、希望の間取りにできることも。

逆に鉄筋コンクリート造(RC造)のラーメン構造や鉄骨造の住まいは、耐久性が高く、間取り変更の自由度が高いためリノベーション向きです。二世帯住宅や店舗付き住宅など大胆なリノベーションをにもおすすめです。またリノベーション費用は建て替えの「約1/2」となり、経済的なメリットも大きくなります。

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中古戸建てリノベーションで後悔しないための3つの対策

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ここからは、中古戸建てリノベーションで後悔しないための対策をご紹介します。

〈1〉入念な事前調査を行う

住宅に不具合や劣化がないか、耐震性や断熱性に問題はないか、ホームインスペクションで入念な事前調査を行いましょう。内見時に住宅の様子をチェックするだけでなく、外壁や屋根も含めて相談できる専門家を見つけることが大切です。〈CRAFT ONE〉ではリノベーション前にホームインスペクション を行い、建物の状態をしっかりとチェック。現状をかくすことなくお伝えするため購入の判断をしやすくなります。

〈2〉ワンストップ型のリノベーション会社を選ぶ

先に中古戸建てを購入し、その後でリノベーション会社を探す方法だと、中古戸建ての劣化や設備の不具合を見抜けず、失敗や後悔につながるリスクがあります。

これを回避するためにも、中古戸建ての物件選びからリノベーションまでをトータルでサポートする〈CRAFT ONE〉のようなワンストップ型のリノベーション会社がおすすめです。

数多くの中古物件のリノベーションを手掛けた経験と実績ある専門会社に依頼することで、後悔のない理想的な中古戸建てリノベーションができるでしょう。

〈3〉依頼する会社は慎重に選ぶ

リノベーションのデザインや施工の仕上がりは、依頼する会社の技術に大きく左右されます。

住宅の構造に制限があったとしても、建築知識やこれまでの実績が豊富なリノベーション会社に依頼すれば、可能な範囲で最大限の工夫をして理想の間取りを目指せます。

自分が希望するデザインや間取りを実現可能なリノベーション会社であるかどうか、評判や口コミ、ホームページなどに掲載されている施工事例を必ずチェックしておきましょう。

中古戸建てのリノベーション事例

注意すべきポイントさえ押さえれば、中古戸建てリノベーションによって理想的な住まいにすることも可能です。ここでは、CRAFTの中古戸建てのリノベーション事例をご紹介します。

中古のハウスメーカーの戸建てのリノベーション事例

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リフォーム・リノベーションデザイン事例 #18664

ハウスメーカー住宅のリノベーション事例です。

amstyleのオーダーキッチンを主役に、キッチンの奥にはランドリースペースをレイアウト。キッチン〜ランドリースペース〜廊下とすることで動線がスムーズになり、毎日の家事が効率的に。

気になっていた寒さや音漏れは、インナーサッシと床暖房で対策。冬はエアコンが要らないほど温かく快適に過ごせる空間になりました。

中古のRC戸建てのリノベーション事例

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リフォーム・リノベーションデザイン事例 #20278

吉村順三氏設計のRC戸建てをリノベーションした事例です。

独立していたリビング・ダイニング・キッチン・家事室をゆるやかに繋げることで、広々として開放感のある大空間に生まれ変わりました。

また、築40年を超える鉄筋コンクリート造の物件のこちらは、夏の暑さと冬の寒さが課題。

対策として、全体的な断熱材の充填とすべての窓ガラス・サッシの交換、屋根下地の野地板を二重にして通気層をつくり、遮熱シートを入れる工夫によって断熱性能と遮熱性能をともに高めています。

〈まとめ〉中古戸建てリノベーションは会社選びがポイント

「中古戸建てリノベーションは後悔しやすい、失敗しやすい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には、よくある失敗や後悔は、しっかり対策を立てることで回避可能です。

そのためには、中古物件選びと同じように、リノベーションを依頼する会社も慎重に検討するといいでしょう。

また、これから物件探しを始める方は〈CRAFT ONE〉にご相談ください。理想のリノベーションを実現できる中古戸建ての仲介からリノベーションまで、ワンストップでお任せいただけます。ホームインスペクションも無料で行っています。

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